仮想通貨取引で要注意ポイントして、取引所のメンテナンスがあります。
理由は大きく価格が動いたり、トラブルで挙動がおかしくなることがあります。さらにメンテナンス中に仕掛けが入り、メンテ明け後にストップロスを巻き込み急変動なんてのもザラです。
メンテ後に価格が急上昇「それイナゴで乗っとけ～」的な発想はやられますので、初心者（私も）の方は特に気をつけましょう。
ということで2018年2月6日にあったZaif取引所のメンテ明けの挙動を元に見てみましょう。
Zaifメンテナンス明けにBTC33万円急騰
Zaifのメンテナンス（データベースサーバーアップグレード）は、2月6日の13時30分～18時30分を予定してはじまりました。再開は少し遅れ19時となりました。
そして無事にメンテナンスも終わって普通に動いているなぁ、と思ったらなんだか様子がおかしい。ジワジワ上へ上へ。
なに、やだ、こわい。
30分で33万円上昇
15分足チャートで点々なってるところがメンテナンス中の時間ね。それまでは67万円前後で推移してたような。チャートを見ると「66.5万円→99.6万円」まで急騰でした。
そしてメンテ明けからすぐドーンと急上昇じゃなくて、ジワジワジワジワ上がっていったような感じ。30分くらいでジワ上げ。気持ち悪め。
んで同じ時間（ちょっと気付くのおくれたので少しあとかな）のcoincheckの価格。一時価格差20万円～30万円近くまで差があったんじゃないですかね。
その後もじわりじわり上の売り板をパクパク。ガツっと買われるのではなく、0.1～0.3BTCとかパクパク食べていってる感じ。
この時は「botがぶっ壊れたんだろうか？」くらいに思っていました。JPYはあったけどこわいので静観。結局100万円手前まで行きました。ここで変に飛びついたイナゴさんはそのあとに・・。
異常な暴騰はその後焼かれます
こうなります。
上のチャートは15分足ですが、下のチャートは1分足なことに注目。
1分でスコーン。なにこのハイヒールw
www
はじめた頃なら「なんだなんだ、ちょっと買っとけー」くらいだったかもw
他の取引所は値動きほぼないので、まぁこうなるのはなんとなく予想できる感じで（ちょっとつられてあがってた？）。
なので、こういう謎な爆騰には手を出さないようにしましょう。この辺はかなりの経験値がある方がうまい事いけるくらいのものです。
というかうまくさばける自信があっても、サーバーが重くて注文通らずそのまま逝くことも多々ありますのでご注意を。取引が集中するとより重くて使いものにならないのが基本です。
公式発表ではロスカット連鎖での高騰
昨日のアップデート後、ロスカットが多発していたため価格が上がる現象が発生いたしました。
異常動作ではございませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) February 7, 2018
今回の件で出た公式発表はロスカット連鎖ということですね。
あんなにロスカット連鎖ってゆっくりなんだろうか？ もっとズババババーンっていくイメージだったよ。
まぁその辺はよくわかりません。もうcc事件があってから全ての公式発表は信じてませんからね。まぁそういうことなんでしょう。
メンテナンス前後は気をつけましょう
ということで、メンテナンス前後は値動きに気をつけましょう。メンテナンス中に大口の仕掛け的なものが入り大きく価格変動。その後メンテ明けでロスカット連鎖も結構な頻度であります。上にも下にもね。
さらに大手の取引所のメンテナンスは狙われやすい傾向にあるようです。記憶にあるだけでもbitFlyerFXでのメンテナンス中の仕掛けで大崩れ。BTC現物にも波及し暴落ってのがありました。
BTCFXや短期トレード的にさわっている方は気をつけましょう。まぁホールドの方は特に気にする必要ないですがね。
逆にメンテナンスにはチャンスも？
まぁこれは上で言ってることと逆ですね。大きく動く可能性を考えながらスタンバイしておけば、その波に乗る事ができるかもしれません。
しかしかなりあたまの回転が速い人じゃないとなかなかきびしいと思います。サーバーもクソ重くなるでしょうし。私には絶対できない芸当ですね。
うまくチャンスをつかめれば、ほんの数分程度でかなりの額を抜けたりもしますので、短期決戦の方はチャンスかもしれませんね～。
今日のまとめ
メンテ明け
いつも以上に
気をつけろ