知り合いから「これあげるわ~」って、もらいました。なんすかこの謎の果実は。色がなかなか毒々しいではありませんか。
その時の謎やり取りはこんな感じ。
コッコがなってたからあげるわね~。
お~、コッコね~。(っこっこ・・?)
そう、コッコ。知らない?
アケビすか?
そうね~、アケビ。ん~コッコ。
ちょwww よくわからん
ということで、アケビは聞いたことあるので、ぼんやりわかります。
謎を解明する為に、アケビなのかコッコなのか調べてみました。
アケビとは?
出典 アケビ(木通)
アケビは別名(木通、通草)というそうで、アケビ科アケビ属の植物ですって。
山などによくなっているとのことですが、これは絶対食べちゃいけない色してますね。だけど、食べれるんだもんな~。これを初めて食べた人は攻めすぎですね。だって、どう見ても敵キャラですもん。
もらったコッコは似ているけど、ここまで鮮烈な紫色ではない。よし、じゃあコッコを検索だ。
コッコとは?
【コッコ】というワードで検索しても、歌手のCoccoさんがでてきます。あら懐かしい。とーびうーおのーアーチをーくぐーって~。
いろいろ考える歌詞だったな。じゃないね、【コッコ アケビ】で検索。おーでてきたでてきた、ムベ。
むべ? 「コッコ」も、「ムベ」も初耳すぎて世の中知らない物ばっかりです。コッコは別の呼び方みたいで、ムベがちゃんとした名前なんかな?
ムベとは?
ムベのwikiを見てみると、
ムベ(郁子、野木瓜、学名:Stauntonia hexaphylla)は、アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物。別名、トキワアケビ(常葉通草)。方言名はグベ(長崎県諫早地方)、フユビ(島根県隠岐郡)、イノチナガ、コッコなど。
出典 ウィキペディア – ムベ
あったー、最後にコッコ。
なるほど、方言でコッコっていうんだね~。アケビ科だからアケビ。ん~コッコって返しも正解なわけか。私が知らないからよくわからなかっただけね。
「科」ってのは、イヌ科とかネコ科とかのくくりと一緒?イヌ科はいいとして、ネコ科は猫とライオンやトラと広いなぁw
広義でアケビ、狭義でムベ。
ネットでもふつうに苗とかを売っているじゃねぇか、ムベメジャーです。。
素性がはっきりしたところで、実食に参ろうではないか。
いざ実食!
いや~、この割れ方とか絶対悪魔系敵キャラ。目玉がギョロリンしそうです。
まぁ、それはおいといてこのムベさんを剥いていくと~。
ムベをむくとこんなにキレイな果肉がー、ってならねーですね。すまん、リンゴも一緒にむいてたものでねw
ムベはむくというのか、まず真っ二つにしました。
おっら。
おぉ~、全然そそらんw
種ギッシリやな~。なんですかね、この中身も悪魔感ギッシリの食べ物。
ふぐぐ・・。
よし、ムキムキしてみよう。
ムキー。
右がデフォルト、左がひっくり返してやったぜの図。
種のまわりに、ゼリー状の果肉がまとわりついているような感じですね。意外にもすんなり、皮と実は手ではずれました。
たっはー、これはオーム。
ほらw
手でちぎると、ムリッって感じでとれます。
剥いた皮。いや悪魔感ハンパねぇ。悪魔の実じゃないですか。
アケビは、塩もみなどで下処理をしてアクを抜いて、皮も細切りにして天ぷらや炒め物などにする方もいるみたいです。ゴーヤのような苦みがあるようですが、私はそこまでのやる気は起きませんでした。
ムベも似たような感じかもしれませんね。
可食部分は少ない!
見事に完食しました。というかほとんどが種で果肉の部分はすごく少なかったです。
食べ方としては、かじりつきました。かじると実と種が口にホロっとはいる、種についた実を口の中で転がしながら剥がして食べる、というなかなか難易度の高い食べ物でした。スプーンで食べると比較的楽かもね。
味はライチに似てるっ!
お味は、似てるものといえばライチに近い感じがしました。そもそもアケビを食べたことがないので味の比べようがない。アケビの可能性も捨てきれんなぁ。
だって、ムベは熟れても実は開かないとかなんとか書いてありました。今回もらったのは、多少開いてたよ。ふーむ。ま、ムベということにしておきましょう。
今日のまとめの最後に、私の口からモーレツに吐き出されたであろう、大量の種の画像があります。あんまり美しい画像ではないので、見たくない方はここで離脱を。
今日のまとめ
日本では伝統的に果樹として重んじられ、宮中に献上する習慣もあった。
ということで、この「ムベ」意外にレアかもしれませんよ。遭遇したら一度は食べてみると面白いと思います。絵ヅラ的にもナイスビジュアルですのでおすすめです。
下に種画像あり。
見るなよ見るなよwww
超大量の種w
いやー、チアシードに見えてきたw
以上、おつかれさまでしたー。