PCが重い時はマイクロソフト純正メモリ解放ツールでサクサク!

PCが重い時はマイクロソフト純正メモリ解放ツールでサクサク!

動作が遅いパソコンの前で固まる男性ノイラスト

パソコンを長時間使用していると、動作が遅くなったりしませんか? とりあえず私のPCが現在そんな状況です。

「メモリ解放したらなんか変わるかな?」と、フリーのメモリ解放ソフトを探しているとマイクロソフト純正のメモリ解放ツール「empty.exe」なんてのがあるじゃないですか。

純正ならば試さねば。

信頼できるメモリ解放ソフトをお探しの方、フリーソフトではなくMS純正メモリ解放ツールがありますよ~。

ということで、長時間パソコンを使っていて重くなった(遅い)時の対処法方いってみましょう。

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PC遅い時にやった事まとめ

【簡易スペック】
HP Core-i5 メモリ4GB HDD なんだかんだ6年目

マイPCですが、6年経つのでそろそろ寿命な気もします。リカバリするのが手っ取り早いんでしょうが、もろもろめんどくさいので避けたい。ということで色々やったんですよ。

やってみた事リスト
Crystal Disk Info でHDDチェック → HDDには問題なし

checkdisk → 問題なし

ディスククリーンアップ

レジストリクリーンアップ

デフラグ

msconfig スタートアップ整理整頓

色々やってみるも「おおぉ」というレベルまで解決せずでした(HDD死にかけ時にデフラグすると死亡フラグたちますのでご注意を)。

考えてみると毎回PC起動後数時間は順調で、長時間使用していると遅くなる症状がでます。そしたらメモリ解放もちょっとやってみようかな、となったわけです。

しかし仮想通貨をはじめたおかげでフリーソフトは入れたくない。そうこう探しているうちに、MS純正のメモリ解放ツールがある事を発見。発行元がMSなのであれば信頼できる、ということで試してみたわけです。

仮想通貨のチャート・チャットばっか見てるとPC遅くなる?

例えばコインチェックなどで価格を表示する為に、ずーっとページを開いているとチャットがどんどん増えていきます。そうするとブラウザもどんどん重くなっていく気がします。

詳細は知りませんが、長時間使っているとメモリが大盛りになりハードディスクにスワップアウトしてるかもしれません(私のは確認したけどなってなかったんですけどね)。

参考 スワップとは – IT用語辞典

データをたくさん扱う作業をしている方もたまにメモリ解放してあげると、快適に作業できるようになるかもです。

Windows Server 2003 Resource kit Tools を使用

マイクロソフトリソースキットツールのダウンロードページ

出典 Windows Server 2003 Resource Kit Tools – Microsoft

MS純正メモリ解放ツール「empty.exe」を使うには、ソフトをダウンロードして使うのより少し手間がかかります。パッケージになっているので、メモリ解放ソフトだけ取り出して使う必要があるからです(必ずではないがそっちの方がメモリ解放だけ使える)。

複雑そうに感じますが、そこまで難しくはないです。今回は「ぼくんちのTV別館」さんのサイトを参考に試してみました。

参考 64bit版 Windows 10/8.1/7 でも安全・超速にメモリ解放する方法 – ぼくんちのTV別館

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「empty.exe」インストール方法

1.Windows Server 2003 Resource Kit Toolsをダウンロード

2.ダウンロードした「rktools.exe」を解凍し「empty.exe」のみ抜き出す。

※exeファイルでも解凍できる「7Zip」を使いました

rktools.exeを解凍

rktools/rktools.msiを解凍

rktools/rktools/Cabs.winrk.cabを解凍(解凍ソフトによって直で↓)

empty.exe

3.empty.exeファイルを「C:¥WINDOWS¥system32」にコピペ。

※64bit Win7~10 でも「C:¥WINDOWS¥SysWOW64」ではなく「system32」にコピペでOK

4.バッチファイルを作成

バッチファイルとは、windows環境下で動作するバッチ処理(複数の処理をまとめて順次実行する処理のこと)を記述するファイルのこと。分かりやすく言うと、たくさんの処理を自動で実行してくれるファイル。
出典 必要に迫られてバッチファイルを組むことになった人向けのTips – Qiita

@echo off
empty.exe *

メモ帳を起動し上記をコピペ。ファイル名を「empty.bat」などに変更し(拡張子が.batなら適当でOK)、ファイルの種類を「すべてのファイル」を選択し保存。※デスクトップなどに保存すれば使いやすいかも。

5.完了!

6.保存先の「empty.bat」バッチファイルをダブルクリックでメモリ解放

実際にメモリ解放やってみた

メモリ解放.batのデスクトップアイコン

ということで「メモリ解放.bat」という名前でデスクトップに保存。歯車アイコン。重くなったな、と思ったらダブルクリックして実行するだけです。

さて7時間程経過したパソコンで実行してみました。

少し軽くなったかも

メモリ解放前のタスクマネージャー

長時間使うと少しウィンドウ切替時などにもたついたりします。解放前のメモリ使用状況をタスクマネージャーで見てみると3.07GB。

さて、メモリ解放.bat を起動してみましょう。エイっ。

メモリ解放後のタスクマネージャー

ぼぼーん(効果音なんてなりません)。

3.07GB

2.54GB

おお。530MB解放されたではありませんか。これは楽でいいですね。動作も心なしか軽くなったような気がします。プラシーボは否めませんがね。

まぁなんにせよ少し楽しかった。改善したではなく楽しかったということで、いささか趣旨が違うように感じますが、楽しかったのでよしとしましょう。

※数日使いましたが結構いい感じに快適になりました。意外に効果あるかもです

今日のまとめ

メモリ積んでるPCも8GB16GB当たり前の時代に、メモリ解放なんてことをする事も少なくなったと思います。昔はこんな涙ぐましい努力をしたりしながらパソコンを使っていたわけです。

いつまでも、あると思うな親と大容量メモリ。

なんとなく動きがもっさりで、自力でやってみたい人はどうぞ。

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