古い雑誌や漫画などの本を自炊するために、結構ガチ目の裁断機(大型ペーパーカッター?)を買ってみました。
ジャンプやマガジンレベルの厚みの本もいけるヤツだった記憶。
裁断の流れ
まずは本をセット。左側の黒いヤツが本が横方向にずれないように止めてくれるストッパーになります。
んで見切れてるけど画像下のハンドルを回すと本自体を上からしっかり抑えるような作りになってます。固定できたら刃をガスンと振り下ろすという流れですね。
本を固定する
まず本を切る位置を決めます。決まったらハンドルをまわして固定。黒いハンドルを回すと、水門みたいにバーが降りてきて本を固定できます。
この時点では軽く位置決め程度で固定する感じでおk。
左右にズレないように固定する
ある程度固定したら、今度は横方向を固定します。横を固定しないと切るときに刃の圧で盛大にズレます。
目盛りもついているしある程度の目安にはなりますね。黒いストッパーの上についてる丸いやつをまわすとギュッと固定できます。
跡がつくのイヤな人はなんか挟む
ちなみにダンボールを挟んでいるのは跡がついてしまうのを防ぐため。ゆるゆる固定だと裁断する刃が降りてきたときにズレちゃうんですよね。
なのでガッチリ固定すると圧で本に跡がつきます。それの予防。
専用の当て木なんてのも売ってるようです。雑でいい人はダンボールだダンボール。それかベニヤとかプラボードでもいいかもね。
ググっとおさえるとこんな感じ↑
ダンボールぺっちゃんこになります(中空だし当たり前だけども)。
ロック解除
刃を振り下ろす時にはロック解除します。勝手に刃が降りてきたら危ないからね。黒い丸っぽいしゃもじっぽい形(手前の)を下に押すとロックが解除されます。
さぁカットだカット。
事前に刃を軽く降ろして位置決めしてるわけですが、改めてカットする前にも目視で見ましょう。切った後はどうにもできんからな。
オッケーだったら振り下ろすっ!
ザバーーン。
キンモチイイ!!
サックリきれます。
裁断機自体結構ガッチリしたやつで重量もあります。そのおかげか切断も楽だし、キレイに切れます。
と、こんな感じでキレイに自炊準備が整ったわけです。
結構厚みのある本も切れた記憶ですが、何分かなり前に買ったので記憶喪失です。何センチまで裁断できるか買うときにキチンと確認しましょう。
デメリット:厚いと少し斜めになる、重い
デメリットを挙げるとすれば、分厚い本を裁断するときは、ビミョーに裁断面が斜めになります。上から押さえつけながら刃を降ろしてカットしていくわけで、どうしても力が加わる分微妙にずれていくわけです。
あとは、重い。ライトヘビー級ペーパーカッターなり。
今日のまとめ
ということで自炊用の裁断機を買ったの巻でした。
今回のは1万数千円くらいですが、それよりも簡易な安いやつもあるので、用途に合わせてどうぞ。
(※↓のお店で買ったわけではないですが、型番:DS-858A4ってやつぽです)
A3サイズの大型裁断機もある模様。大は小を兼ねる。
激安裁断機(というかこれこそペーパーカッターか)であればこの辺かな。何枚切れるか書いてない気がするけど2000円だしねw
かなりいろんな種類が売っているので、検索してお好みを探すのがいいですね。ただし厚みがある雑誌を切る予定の方はキチンとリサーチされたし。
リンク 楽天市場 | 裁断機
リンク 楽天市場 | ペーパーカッター
おまけ:裁断後はスキャナー
裁断後はシートフィードスキャナー(ドキュメントスキャナー)でスキャンすればオッケーです。少し高いけどね。
富士通のscansnapあたりが有名だし人気です。まぁ私はなぜかエプソンのやつを5万円くらいで買ったんですけどね。
A3対応は↓。
本を裁断せずにスキャンできる非破壊型スキャナーもあります。