ニライカナイ橋から知念岬へ行き、いざ斎場御嶽(せーふぁうたき)へ。
この斎場御嶽は琉球最高の聖地とされ男子禁制でした。かの琉球国王ですら女性用の衣装を着ないと入れなかったということです。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産にも選ばれておりますのでこりゃ行かねばです。
入場料は300円、物産館でチケット購入
入場券販売所は知念岬駐車場から出るところあたりにある「南城市 地域物産館」で購入しましょう。買わずに行くと戻る羽目になります。
この時は大人200円でしたが今は300円なのね。
営業時間やお休み、料金などの案内ガイドは観光協会のHPをご覧ください。
リンク 琉球王国最高の聖地 世界文化遺産「斎場御嶽」 – 南城市観光協会
知念岬の駐車場から歩いておよそ800メートル程度。日差しがきついからなかなか大変。
これくらいの距離があります。こちらはグーグルマップでどぞ。
しかし沖縄は日差しが最強です。しかもアスファルトがサンゴミックスで白っぽいもんだから反射して満遍なく紫外線が照射されます。
日焼け対策はしっかりしていきましょう。男の人も日焼け止めはぬっていきましょう。「俺はそんな女みたいな事せぬっ」って方、後から地獄ですよ。
駐車場からは歩いて10分程度
斎場御嶽は本当に神聖な場所です。ワイワイガヤガヤ系の場所ではございません。お調子者でウェイ系な方はここでUターンしお帰り下さいませ。きちんとできるのであればどうぞ。
まずはこの建物の中で説明ビデオを見ます。というか今でもビデオって言うのか? 説明DVDを見ます?
まぁいいや、説明映像(笑)を見て斎場御嶽についてや注意点などを理解したうえで入場します。修学旅行じゃないんだからきちんと見ましょうね。
マナーが大事です
建物を出ると少し歩きます
説明を聞いて理解できたら入場する許可がおります。
建物をでると立派な石碑が。なにせここは世界遺産なのです。毎週世界遺産を見ている私からすれば世界遺産の文字は見慣れたもんです。
テレレレレレレレレレレレー、テレレレレレレレー♪
ヒール高いときついからね
ヒール高いので行くと結構きついと思います。思っているより距離あるし、そもそも駐車場から説明を受ける入口の建物まで800mあるわけですしね。
まぁある程度整備されているので、そこまで険しいってわけではないんですがペタンコかスニーカーとかの方が断然楽だと思います。
道中は大自然を楽しみながら
こんな立派な池が・・。池かな・・?
水たまり・・? あんまり適当な事言うと怒られそう。よくわかりませんが水がたまっているところがあったりします。
あ、画像拡大してみたら「艦砲穴」って文字が確認できました。そういうことでしょう。
写真がヘタクソすぎて大自然感がまったく伝わりませんが、緑に囲まれて神聖な場所に向かっている感パナイです。
寄満(ゆいんち)
寄満とは、王府用語で「台所」を意味しますが、貿易の盛んであった当時の琉球では、世界中から交易品の集まる「豊穣の満ち満ちた所」と解釈されています。
引用 世界文化遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき) | 南城市公式Webサイト
ユインチというそうな。こんな感じの場所がここまでにいくつかあります。写真を撮り忘れておりました。
上に柱上の岩が鍾乳石のようにニューンってでていて、その下に壺のようなものが。昔はこの水を使って儀式をしたり、色々占ったりしてたそーな。神聖な水なのですよ。
しかしこの写真くらいですね、まともに撮れてるの。なにせ日差しが強すぎてさすがのiPhoneも白とびしまくりです。
この2本の鍾乳石からさっきの壺にポタポタ落ちてたまるのです。
三庫理(さんぐーい)
この三角形に切り取られたような場所がサングーイと言います。この三角形を超えると拝所があります。そんなに広いスペースではないですが、神の島と言われる久高島が木々の間から見えます。
首里城と斎場御嶽と久高島は直線で結ばれているらしいです。そして、久高島は神の島と言われ、沖縄の人にとっても特別な島なのです。
御嶽とは?
「御嶽」とは、奄美諸島から宮古・八重山にいたる南西諸島に広く分布している聖地の総称です。中でも「せーふぁ」は霊威の高い聖なる場所ということで、琉球王朝の中で最強の場所なのです。
神聖な場所で、昔は男子禁制でした。女性が神の使いであるということからきているようです。国王ですら入る場合には女装して入っていたそうな。
遺産登録後の、観光客の増加、マナーの悪さなどから男子禁制を再度検討もしたりしているようです。まぁ現代の男女平等や差別などに関してはうるさいので実現しないでしょうけども・・。なのできちんとマナーは守りましょう。
んで、その風景は実際に行って見てみましょう。
写真が見つからないなんて言えない(小声
どうしても気になる方は以下のサイトで見れます。
リンク 琉球王国の聖域「斎場御嶽」と神の島「久高島」、巡礼の心得と方法│観光・旅行ガイド – ぐるたび
今日のまとめ
沖縄にはたくさんの御嶽があります。その中でも特に神聖な「斎場御嶽」、これは行っておくべきスポットの一つです。
沖縄の方にとっては今でも神聖な場所ですのでくれぐれもマナーには気をつけましょう。