家のDELL inspiron 3647が電源落ち症状頻発で緊急手術です。
OSに問題なさそげなのに電源が勝手に落ちるということは、電源ユニットかマザーボードあたりっぽいということで交換しました。
結果無事修理完了。ということでinspiron 3647 電源ユニット交換、全行程画像ざっくり備忘録。これから電源ユニットを交換する方は事前にチェックです。
ネットでバルク電源ユニットを購入
現在ついてる電源ユニットを見てみると、
MODEL D220AS-01
REF. NO:DPS-220AB-13A
の表記。
形とかをジロジロ見る。ピンの形状とかを見る。う~む。
なんか電源ユニットは電源容量を満たしていて、PCケースにおさまりさえすればいいっぽい。だけど素人なもんで、できれば互換性ありそうな同じメーカーのがいいよねぇ。
とりあえず「inspiron 3647 電源ユニット」で楽天、ヤフー、アマゾンで調べる。お、結構あるじゃないか。バルク(ばら売りみたいな感じ)をいくつか発見。あぁ、よかったよかった。
ということでヤフーショッピングのが一番安かったので購入。楽天・アマゾン・ヤフーで2000円以上価格差があるのも珍しいな。いやぁ、しかしヤフーで買ったの久しぶりだ(笑)
ちなみに、買う前ショップに適合確認の問い合わせをしました。OKの連絡が速攻きたので速攻でポチりました。
中華電源ユニット到着
箱の梱包の仕方が明らかに中国。全面テープでグルグル巻き。いや絶対中国。
なんだかコレ買ったときと同じニオイを感じたよ。
なんやろね、段ボールしわしわ。そしてプチプチ全力巻き(笑)
商品自体はちゃんとしてて一安心。
Dell Inc. の表記。デルの正規バルクなんだろうかね。その辺よくわかりません。まぁデル自体もまずメイドインチャイナなのでそうなんでしょう。
型番みると、
【故障】MODEL D220AS-01
【新品】MODEL L220AS-00
なんかちょっと違うけど似てるのでおk。
ココと、
ココ。
ピンの形状も問題なし。
よし、それでは手術開始。
電源ユニットセルフテスト方法
それでは交換、っとその前に。電源ユニットが故障しているか簡易的にテストできる方法があります(型による、非搭載モデルもあり)。
電源ケーブルさすところあたりにランプとボタンがあります(画像では緑のランプと黒のボタン)。ボタンを押すとファンがまわります。回らなければ故障、押してランプがつかなければ故障、などいろいろ判断基準がある感じ。
トラブルシューティングのための内臓セルフテスト(BIST)機能と言うそうな。
トラブルシューティング手順を実行する内蔵セルフ テスト(BIST)機能が搭載されています(InspironおよびXPSなどのコンシューマー デスクトップ システムもPSU BISTに対応するようになっています)。
電源システムの正常性をテストできます。LEDは電源装置の信号によって点灯します。セルフ テストLEDが点灯しない場合は、このテストに合格しないユニットのケーブル ハーネスを取り外すことで、さらにテストできます。これにより、障害の原因を電源装置の付属装置に切り分けることができます。
引用 電源装置(PSU)内蔵セルフ テスト(BIST) – デスクトップ | Dell 日本
私の場合は、ファンも回るしテストでは問題なさそうでした。なさそうだったけど結果電源ユニット故障だったので、あくまで簡易的な原因切り分けができるレベルって思っておくといいかもですね。
さ、ということでいざ交換。
inspiron 3647 電源ユニット交換方法
作業はデルのオーナーズマニュアルを見ながら行いました。
最近のマニュアルってしっかり書いてんのね。
オーナーズマニュアルを見れば事足りるんですが、画像もあるとよりわかりやすいですからね。それではダイジェストでお送りします。
1.コンピューターカバーを外す
まずは背面のプラスねじを2本外します。一番左の2つ。
こうなります。
あとは手のひらでカバーをグッとスライドさせれば、かんたんに外れます。
生まれて初めてカバー外したときはワクワクしたなぁ(笑)
ファンエアフロカバーを外す
CPUを冷却するファンのカバーを外します。
爪が四か所(だったかな?)引っかかっているだけなので、それを外すだけ。文章では伝えにくいので頑張ってください。
このカバーを外さないと作業がしにくいのです。
前面ベゼル取り外し
パソコンの前側、前面ベゼルを外します。
スッと浮くので、
引っかかっているツメが折れないように取り外します。簡単にとれまする。
前から見て左側がツメかかってます。
ドライブケージ取り外し(HDD)
ハードディスク(HDD)もひっついているドライブケージを取り外します。
まずは電源ユニットと固定されているネジを外します。
そして、こっち側のケーブル2本(太いオレンジと黒黒赤黄)と、
こっち側のケーブル2本(青いオレンジと黒黒赤黄)を外します。
そこまで力入れなくても外れます。
ホイ。
ケーブルを外したらあとは前面のネジ2本を外すだけ。
あとはかんたんにスコっと外れます。
こんな感じに。
大きめのタワー型ならこんな作業はいらないんですが、スリムタワー型はどうしてもね。
HDD外すとSSDに換装したくなるな。
電源ユニットケーブルを外す
いよいよ電源ユニット取り外しへ。電源ユニットから出ているケーブルをコネクタから外します。
この小さい4ピンのやつと、
えーっと24ピン(だったか?)のでっかいのを外します。
(画像のはすでに少し外した状態ね)
無理にやらないようにゆっくりと。あとマザーボードあんまりさわらないように。どうぞ。
そして触る前にどこか鉄などを触って静電気を放電しておきましょう。
マザーボード取り外し
あとは本体側に固定されているネジ3本↑を外せばOK。
と思いきや、電源ユニットがマザーボードに引っかかって外れねぇ・・。めんどくさい・・、というかマザーボードさわりたくない・・。
ゴールドっぽい丸で囲まれた6点のネジを外します。
これでおけ。
電源ユニットをスライドさせて取り外す時に干渉するだけなので、しばし持ち上げておくだけでもよし。
電源ユニット取り外し
グイっと持ち上げている隙に電源ユニットを画像左側にスライドさせて、スコっと取り外し。
上が新、下が旧。
はい、寸法同じ、ケーブルのピン数オーケー。冷却のスリットがちょっと違うくらいですね。
↑故障電源ユニット
↓新品電源ユニット
逆の手順で組み立て
あとは逆の手順で組み立てていくだけです。
コネクタの向きも、よく見ると形状が違うので間違えることはないかと。
組む前に軽くお掃除
ホコリがたまっているような場所は軽く掃除してあげるといいかもね。
ということで電源ユニット交換後無事起動しました。交換前より若干電源ユニットファンの音が大きくなった気がします。ま、許容範囲なのでよしです。
今日のまとめ
ということで数千円で修理できました。作業時間も慣れていれば30分くらいで終わるんじゃないですかね。写真撮りながらでも1時間くらいだった気がしますし。
ということで以上、電源ユニット交換の巻でした。これでダメならマザーボードなのであきらめだったのでよかったよかった。
電源ユニットでダメだったら新品買わなくちゃだった。
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