3.自家製無添加パン完成!画像で解説、成形→発酵→焼きの手順。

3.自家製無添加パン完成!画像で解説、成形→発酵→焼きの手順。

焼きあがった自家製無添加パン

何回かにわけて記事をアップした、「無添加自家製パンを焼いてみようシリーズ、完成編」です。

前回は、パン生地の作る手順を書きました。

今回は「無添加パンの作り方その2、分量と手順について」説明していきます。 前回の記事で国産小麦粉の種類やドライイーストなどの材料に...

そして今回やっと焼きあがりの記事ということで、ながーい道のりでした。

ここからの手順は、はじめ慣れるまで説明書を読みながら何度もやりました。慣れてしまえばそこまで難しいわけではないんですよね。

それでは焼き編スタート。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

生地の練られる工程

パンケースの中で粗く混ざった材料

パンの材料をしっかり計量しパンケースにセットした前回の記事の続きです。

セットしてスタートを押したらあとは1時間ほど待つだけです。暇なので途中経過を少し撮ってみました。混ぜ初めはこんな感じ(本当は温度を考えると開けない方が良いです)。

パンケースの中で混ぜられている途中の材料の経過

はじめはゴウンゴウンまわります。

パンケースの中で混ぜられる材料が形になってきた状態

しばらく待つとこんな感じです。牛乳(水)が少なすぎるとゴワゴワなりなかなか混ざりません。

はじめのころは少なかったのか「ヴィーン、・・・、ブ、ヴィーン、ブブブ・・・、ブィーン」って感じでやっとこさまわっていた感じです。

今思うと牛乳(水)が少なかったんだなと。

パンケースの中で混ぜられて練られてきたパン生地にドライイーストが投入された状態

混ぜ終わり、しばらくたつと強烈な音とともにドライイーストが投下されます。

ドライイーストとともにしっかり練られているパン生地

この辺までくると高速回転w

あとは、アラームが鳴るまで準備しましょう。

生地をこねる準備

オーブントレイの上に置かれたクッキングシート

待っておけば出来上がるのでその間に準備しておきましょう。ホームベーカリーを買った方は、業務用のクッキングシートを買っておいた方がコストを安く抑えられます。

この辺の業務用であれば30メートルで700円ちょっとくらいです。

50メートルで1,000円しないくらい。

一般用のクッキングシートは5メートルで200円~300円くらいしたりするので、それを考えたらメチャクチャお得です。

クッキングシートの説明書き

耐熱250度、20分までいけます。パンであれば15分くらいですので大丈夫。

消火器もあるといいかも

なにをぼけたのか、オーブントースターにクッキングシートを使って燃えてしまった事があります。あせりました。その時は事なきを得ましたが「家にも消火器がいるなぁ」と真剣に思いました。

そして今どちらを買おうか悩んでいます。スプレータイプの小規模火災用エアゾール式消火具。1,000円もしないから、これは安いしいいなぁ。

これなんかいい、2,700円くらいだし。消火器って軽く1万円くらいすると思ってたので、意外に安かったです。しかも安心の日本製で使用期限は10年の長寿命タイプ。

いざ使おうと思った時にガスが抜けて使いものにならんかったらアウトですもんね。こっちが最有力候補です。

ということでちょっと話がそれましたが、一家に一台消化器はあるといいかもです。

<スポンサーリンク>

生地を成形する

それでは出来上がったら生地を成形していきます。この辺からしばらく寝かせたりする必要があったりするので、はじめは悩むのね。

ケースから生地を取り出す

寝かし段階のパン生地

しばらくしてフタをこっそりあけてみると、こんな感じにしっかりまとまっています。よし、フタを閉めて準備準備。

クッキングシートの上に小麦をを少しまぶした状態

クッキングシートに軽く小麦粉をまぶしておきます。しないといけないわけじゃないですが、生地の出来上がりがやわらかいとシートにひっつくので軽くまぶしておきます。そうするとひっつきにくいと思いこんでいます。

クッキングシートの上に出来上がったパン生地をのせた状態

ピーピーっと鳴って生地ができあがったら、パンケースからドカンと出します。

生地をカットする

パン生地を6等分にカットした状態

取り出した生地を少し平らにならし、包丁で6等分くらいに切ります。小さいパンであれば8等分くらいでいいと思いますが、あんパンやクリームパンくらいのサイズであれば6等分くらいがちょうどいいと思います。

丸めて15分休ませる

カットした生地を分けて丸めた状態

切った生地を丸めて15分程度お休みさせます。

まるめたパン生地をぬらしたクッキングシートで寝かせた状態

「濡らした布巾をかけましょう」と説明書にはあるけど、食べ物用の布巾が見当たらないので、クッキングペーパーを濡らし、絞ったものをかぶせます。乾燥を防ぐためかなんかだね。

たまに面倒でしないときもあります。家庭レベルでは、そんなに変わらん。

中身を生地に包む

アメリカンクリームチーズ

んで15分お待ちいただく間に中にいれる具材を準備します。

クリームチーズいれればクリームチーズパンだし、あんこいれればあんパン。なんでもできます。ここまで来たらあとは発想次第ですき放題パンを作れます。

切り分けたクリームチーズ

これくらいの量だとけっこう少なめなので、がっつりクリームチーズパンにしたい方は、これの3倍量くらいかな。

パン生地に埋めたクリームチーズ

こんな感じで入れます。

そして生地を伸ばすようにクリームチーズを包みます。

ちゃんと練りこんだパン生地

閉じるときは餃子の皮を閉じる時みたいにグニグニしたらけっこういけます。あとで適当に丸めりゃOK。

生地にカマンベールチーズをのせた状態

このベビーチーズも入れると結構いい感じです。バリエーションも豊富なので、色んな味が楽しめます。

さらに15分休ませる

チーズを練りこみ寝かせている状態

具材を包んだら、さらに15分休ませます。生地を休ませることで生地がしっかりひっついたり、成形しやすくなったりするみたいですが、詳しくは知らん。

発酵させる

40度に設定したオーブン

発酵というと難しそうですが、オーブンレンジで30℃~35℃に設定し40分~60分入れておくだけです。

はじめは35℃でやってたんですが、ふくらみが弱かったので、40℃にしたら結構うまくいくようになりました。冬場だからかもしれませんが、私は40℃で60分発酵させています

60分にセットしたオーブンのタイマー

60分待つのみ。

オーブンにいれたパン生地

これくらい感覚をあけておかないと、発酵して膨らむのでぎゅうぎゅうになります。

寝かせているパン生地

これが60分経過した状態。この時はちょっと膨らみが弱かったですが、これがひっつきあうくらい膨らむ時もあります。時と場合、気温などでもかわるのでいつも一定にはなりません、まぁそこが面白いところでもあるんですがね。

焼く

15分にセットしたオーブン

予熱した180℃のオーブンの下段で10分程度焼きます。その後予熱で置いておけば、そこそこいい感じに焼き上がります。

焼き具合は諸条件で変わるので、焼きの時はしっかりチェックしながら進めましょう。気を抜くとすぐ焦げます。

焼きあがり!

皿に並べたクリームチーズパン

15分後こんな感じできれいに焼きあがります。

結構パンっぽい。いや~、ホームベーカリーすごい。

ちなみに焼け具合に関しては時間を調整してあげれば多少かえることはできます。ロールパンみたいにテリッテリにしたい場合は溶き卵を塗ってあげて焼けばOK。

白くてきれいなパンが焼きあがりました。

実食

無添加の自家製パンが出来上がった状態。割った図

なんですかね、このフワフワ感が一切伝わらない画像は。いやフワフワしてるよ?

手前がカマンベールベビーチーズパン。

割った無添加自家製クリームチーズパン

こちらがクリームチーズパン。ちょっと少なかった。しかし手間が入っている分おいしい。

なかなか長い手順でしたが、こんな感じで添加物が入っていないパンを作ることができます。

アレルギーがあったり、添加物をできれば摂りたくない方は頑張ってやってみましょう。慣れるとそこまで時間もかかりませんし、簡単に作れるようになります。

お片づけ

水につけたパンケース

パン生地を練ったパンケースは、水にしばらくつけておくと掃除しやすいです。

羽や溝に残ったパン生地は、竹串やつまようじで掃除してあげましょう。

<スポンサーリンク>

パンがあまったら冷凍

焼きあがったパンをサランラップで冷凍する準備をしている状態

パンがあまったらラップに包んで冷凍しておきましょう。

保存料が入っていなくても、冷蔵庫であれば2~3日保存可能です。しかしすぐに食べない場合は冷凍保存しておきましょう。チンすれば、いつでも自家製パンが食べれるのでおすすめです。

ラップも業務用の方が安いので、家庭用を使っている方は業務用を使っちゃいましょう。こちらのラップはアマゾンであわせ買い対象ですが、350円くらいです。

業務用の方がボリュームの割に値段が安いので、使っていない方にはおすすめですよ。

今日のまとめ

やっとこ自家製無添加パンが完成したわけですが、かなりおいしく食べています。自分以外にも食べてもらいましたがなかなか好評(お世辞の可能性ありw)

今までは、市販・パン屋さんでしたが、最近はほとんど買わなくなりました。

添加物が入ったものを完全に拒否るわけではなく「自分で作れる時は作る」のスタンスでいこうとおもいます。

しかし、自家製パンは思った以上においしいのでおすすめです!ホームベーカリー最強です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアしていただけると、やる気がアップします!

下のボタンからフォローできます。

スポンサーリンク